コウモリを見つけたときにしてはいけないこととは
近年ではカラスやハトに加え、コウモリによる被害も拡大を見せております。これらの被害を防ぐ方法として、業者に頼るなどの方法がありますが、自分で対処したいと考えている方も多いでしょう。しかし、コウモリを見つけたときに、絶対にしてはいけないことが2点あります。
1.直接コウモリに触れる
コウモリ被害の一例として、「住宅への侵入」が挙げられます。家の中にコウモリが入ってきたときはパニックになると思いますが、それはコウモリとて同じことです。
コウモリが意図的に人間に攻撃することはありませんが、人間に捕獲されたときには防衛本能が働き、攻撃を加えてくる可能性があります。
牙に雑菌が含まれていることはもちろんのこと、コウモリの身体には狂犬病のウイルスなど、多くの病原菌が付着しています。
コウモリを手掴みで外に放す場合は、軍手を装着しタオルを何重にして、攻撃対策や病原菌対策を行うようにしてください。虫採りアミなどの捕獲用の道具があるなら、上手く道具を使って手に触れないようにしましょう。
やむを得ず、コウモリを殺傷して追い出そうと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、それもやってはいけない行為です。
日本には鳥獣保護法という法律があり、これによって鳥類に危害を加えることは禁止されています。
この法律では、野生の鳥類及び哺乳類に属する全ての生物が対象となっております。もちろん、コウモリとてその例外ではございません。殺傷はもちろんのこと、捕獲や飼育も処罰の対象となります。
先述しましたが、コウモリが意図的に人間に危害を加えることはありません。
こちらがコウモリに攻撃を加えたことによって、逆にコウモリから攻撃を受ける可能性があるので、コウモリに攻撃するのは止めるようにしましょう。
コウモリは自分でも対処することができますが、危険が伴うのも事実です。コウモリを安全且つ確実に駆除するなら、業者に依頼する方が確実だといえます。