害鳥の天敵
糞害や騒音被害、健康被害、農作物の被害、景観被害など、害鳥による被害は深刻です。害鳥と呼ばれているのが、鳩、カラス、スズメ、ムクドリ、ツバメなどです。様々な被害をもたらす害鳥ですが、害鳥を狙う天敵もたくさんいます。
害鳥の天敵
【鳩の天敵】
害鳥の代表的な存在でもある鳩の天敵には、タカ、トンビなどの猛禽類やネコ、イタチ、ヘビなどがいます。
また、同じ害鳥のカラスも鳩にとって天敵です。鳩自体を捕食するだけでなく、トンビやカラスは巣を襲い、卵を食べることもあります。
【スズメの天敵】
全長14~15cm程の小さなスズメは天敵も多いです。猛禽類やカラス、モズ、ネコ、ヘビなどがいます。天敵の一種モズには、猛禽類と間違われるほど猛禽類に近い習性があります。時に自分よりも大きい鳥やヘビにも襲い掛かることがあるようです。
【ムクドリの天敵】
ムクドリは集団でねぐらを作る習性があり、その数は数千羽から最大で数万羽にまで及びます。そのため、糞害、騒音による被害が問題視されています。自治体によってはムクドリの被害を減らすため、天敵であるタカで撃退する方法が取られています。
【ツバメの天敵】
農作物につく昆虫を食べる益鳥である一方、糞害や巣作り時の汚れが問題となっています。特に大勢の方が生活する集合住宅などでは、害鳥と捉えられることが多いです。そんなツバメの最大の天敵と言われるのがカラスとヘビです。カラスやヘビはツバメではなく、卵やヒナを狙って巣を襲います。
【カラスの天敵】
他の害鳥を襲うカラスには天敵がいないと思われがちですが、猛禽類が天敵です。特に有名なのがオオタカで、中にはカラスを専門に狙う個体もいるようです。カラスを捕食する訳ではありませんが、カモメも天敵と言えます。生活環境やエサの競争相手で、カモメがカラスを追い出すケースが多いそうです。カラス撃退法として、カモメの模型が活用されることもあります。
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